キュウ

掛け心地がよく、立ち座りもしやすいハイスツール「KYU[キュウ]」。たとえば、レストランのカウンターやオフィスのミーティングルームなどでは軽く腰掛けて。自宅でのハイテーブルを使ったパソコン作業も、立って座って思いのまま。こうした姿勢を限定しない自由な動きがさまざまな行動を快適にし、また効率を高めます。ドイツ人デザイナー ミヒャエル・シュナイダー氏のデザインで、自身が腰を痛めた経験から、椅子に同じ姿勢で長く座らず身軽に動く方が身体への負担も少ないとの発想が根底にあります。
まっすぐに立ち上がる長い脚が目を引くハイスツールは、北海道産タモ材の質感を際立たせ、空間をすっきりと知性的な雰囲気で満たします。体をふっくらと支え安定感もあるシェル型の座は、全体のシャープな印象を崩さないよう縁をなだらかに削り、エッジを効かせて張り込みました。

ミヒャエル・シュナイダー
トレンド調査、製品・家具デザインおよび展示デザインを多数手掛ける。国際的に顧客を持ち、ユニークで美しくかつ機能的な新製品のデザインを追求。日常的に使用し楽しめる製品を作り出すことを目的としデザインに取り組んでいる。 【受賞】 Interior Innovation Award、iF Design Award、red dot賞、Good Design Awardなど受賞多数"
- 1962年
- ドイツ南部に生まれる
- 1984-1989年
- Stuttgart State Academy of Art and Design にて、IBM ThinkPadなどを デザインしたRichard Sapperの元、プロダクトデザインを学ぶ
- 1993年
- ケルンにdesignschneiderを設立
- 2009年
- 同社 ベルリンへ移転
- 2013年
- “Hong Kong Design Awards 2013” 審査委員
- 2015年
- FURNEX エジプト国際見本市 “FUNREX Awards 2015” 審査委員