スラット チェアー
スラット チェアー
「スラット」は、20世紀を中心に活躍したプロダクトデザイナー、リチャード・シュルツ氏が1984年にデザインした椅子です。カンディハウスの海外拠点「CondeHouse U.S.A.」が、ブランド構築に向けた海外限定アイテムとして発表。日本でも1996年から数年間販売されましたが、その後廃番となっていました。シュルツ氏は自由な発想力が魅力で人間的にも大らか。カンディハウスの現地スタッフとも信頼関係を築いていましたが、以後仕事を依頼する機会には恵まれませんでした。
氏が亡くなったとの知らせを受けたのは2021年のこと。私たちは、敬意を表するべく「スラット」の復刻プロジェクトを開始しました。デザインはそのままに、現在の技術を生かして安定感と強度を高める見直しを行いました。細長い木のパーツとスチールパイプで構成されたこの斬新なデザインは、シュルツ氏を日本に招いて各地を案内した際に目にした、竹細工の折りたたみ型のおしぼり受けからインスピレーションを得たそう。腰掛けるとわずかに背がしなり、見た目の印象よりもやさしい掛け心地です。ホテルのロビーや美術館のホールなどでオブジェ的な存在感を発揮するほか、バルコニーのようなインテリアとエクステリアの中間領域にもマッチするデザインです。
リチャード シュルツ
アイオワ州立大学とイリノイ工科大学で学んだ後、1951年ノル・インターナショナル社に入社。Harry Bertoiaのアシスタントとして、ワイヤーチェアーの開発および生産開発に携わる。また、当時はほとんどなかった、エレガントですっきりとしたデザインの屋外用家具を発表し評価を得る。1972年の独立後はプロダクトデザイナーとしてさまざまな企業と協力し、製品の設計と開発を行う。1992年、息子のピーターとともに「リチャード・シュルツ・デザイン」を立ち上げ、クラシックモダンなガーデンファニチャーのデザイン、製造、販売に力を注いだほか、銅やその他の素材を使った彫刻の制作にも熱心に取り組んだ。1967年International Design Awards受賞。2021年逝去。
関連製品
製品仕様(寸法・樹種・張地等)
日本らしさから着想を得たユニークなデザイン
細長い木のパーツとスチールパイプで構成されたこの斬新なデザインは、シュルツ氏を日本に招いて各地を案内した際に目にした、竹細工の折りたたみ型のおしぼり受けからインスピレーションを得たそう。細いパーツを組み合わせてできる隙間が、軽快でスタイリッシュなデザインです。
腰掛けるとわずかにしなる背
細長い木のパーツで構成された座と背は、腰掛けるとわずかに背がしなる設計。見た目の印象よりもやさしい掛け心地です。
オブジェ的な存在感
ホテルのロビーや美術館のホールなどでオブジェ的な存在感を発揮する「スラット」。ホームユースでは、バルコニーのようなインテリアとエクステリアの中間領域に置いてもマッチします。窓際に置いて日光浴を楽しむのもおすすめです。
01.樹種・塗装を選択必須
スラット チェアー
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[F1] グレーンGY
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ファブリックの説明が入ります。ファブリックの説明が入ります。ファブリックの説明が入ります。ファブリックの説明が入ります。
- アランBE組成
- ポリエステル100%