WING LUXのある風景 ― 空間提案

アートとチェアーの対話（東京都 ギャルリー ワッツ）

今回は室内空間をしつらえるアートと家具のコーディネートをご紹介します。

「私がお客さまならどの作品を購入するか迷うなぁ」とアート作品を見ながら嬉しそうにお話しするのは、ギャラリーオーナーの山本詩野さん。カンディハウス東京ショップの隣にある赤レンガ調の建物の一室に、山本さんが運営する「ギャルリー ワッツ」があります。ギャラリーに足を踏み入れると、コンクリート打ちっぱなしの壁と鉄板の床というモノトーンな空間。その中を彩っていたのが、多彩な手法で作品を手掛けてきたアーティスト真鍋武さんのアートたちです。

真鍋武さんによる魅力的なコラージュ作品とWING LUXとの組み合わせが、空間に新たな魅力をもたらします。例えば、シックな消炭色のチェアーにはダークグリーンが基調の作品を合わせ落ち着いた空間に（写真左）。明るい生成り色のチェアーには優しい色合いの作品を組み合わせることで、柔らかなインテリアイメージを演出できます（写真右）。

経年変化を重ねた赤味のある北海道産サクラNF色と黒の座面のチェアーは、額縁の色と作品に含まれる黒の配色が繋がりを持たせ、調和を取った組み合わせです（写真左）。また、北海道産ニレNF色の白木のチェアーには、イエローやライムグリーンなどの明るい色合いの作品を合わせることで、ナチュラルで明るい雰囲気のインテリアが演出できます（写真右）。

彩色した紙片で構成された真鍋さんのコラージュ作品は、豊かな色彩と独自のタッチの組み合せが特長で、どんなインテリアにも溶け込む魅力があります。インテリアコーディネーターからも人気があり、多くのモデルルームに採用されています。ギャルリーワッツで開催される「真鍋武展 Collage」（11/6～12）で、あなただけの特別な1点を見つけてみませんか？

※真鍋武さんの作品は、旭川・東京・名古屋・大阪のカンディハウスショップにも展示がございます。作品は店舗によって異なります。