トムテ

動物を思わせる愛嬌たっぷりのフォルムのスツールは、ドイツ人デザイナー、グンター・ケーニッヒ氏の遊び心が込められています。北海道産材の成型合板によるなめらかな曲面と軽快感が特長で、「国際家具デザインコンペティション旭川[IFDA]1996」の銀賞受賞作から生まれた製品を復刻。サイズは2種類あり、「小」は座高350mm とこども用の椅子としてもおすすめです。

グンター ケーニッヒ

グンター・ケーニッヒは1957年、ドイツのハンブルク生まれ。家具職人としての見習い時代を経て、1990年に家具のデザインと製作のための自身のスタジオを設立。30年以上にわたり、生活空間に寄り添う多様な家具をデザイン、製作している。トレンドに左右されることなく、つねにモダンなクラフトマンシップに基づき、バランスのとれたエレガントさを追求したデザインを行う。
1993年、「国際家具デザインコンペティション旭川[IFDA]」で、チェアー「デリア」が金賞を受賞し、国際的な評価を得る。このデザインは、複数の美術館に収蔵され、ニューヨークのロバート・ウィルソンをはじめとする著名な個人コレクターにも所蔵されている。1994年にカンディハウスで生産が始まると、さらに評価は高まり、続く1996年のIFDAではスツール「トムテ」が銀賞を受賞。このデザインもその後、カンディハウスで生産が開始された。
特筆すべき功績の一つに、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムの「キッズサイズ」展への貢献があり、この展覧会は世界中を巡回した。
http://www.gunterkoenig.de

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