オルガテック東京2024 出展報告
2024.06.12

オルガテック東京2024 出展報告

カンディハウスは529()31()に東京ビッグサイトで開催された「オルガテック東京2024」に出展。「NAKKA」をはじめとする新作や材料を有効活用した開発手法など、環境配慮のものづくりについて皆さまにお伝えすることができました。また、自然素材の心地よさをテーマにウッドチップや突板でしつらえた展示ブースは、「ORGATEC TOKYO Awards 2024」にて特別賞を受賞することができました。
新作や展示ブースについて、詳しくご紹介いたします。 

より充実したオフィスラインアップで、さまざまな空間をご提案。

大阪中之島美術館のためにデザインされた「NAKKA」をラウンジスペースとして表現。追加アイテムの座張りタイプのチェアーをはじめ、同シリーズがつくる豊富な空間提案をご体感いただきました。


手前にあるのがNAKKAシリーズを象徴する、オール木製のベンチ。トレイテーブルの取り付けも可能です。

存在感あるグリーンを中心に据えた、明るく活発な印象のラウンジスペースもご提案。ユニークな佇まいの「KINA LUX」は、スツールやテーブル、そしてオブジェとしての役割も。新作「アートス リビング」とともに、オフィスの中で一息つけるリラックス空間を表現しました。

ワイヤリングシステム付きの無垢天板ラウンドテーブル「ONE LUX」にワークチェアー「FOUR」を合わせ、上質で温かみのあるミーティングスペースもご提案しました。

 

環境へ配慮したものづくり、新たな取り組みをご紹介。

カンディハウスでは、現在、北海道産広葉樹「ニレ」「サクラ」「セン」の新展開を進めています。地元北海道の木を積極的に使う取り組みをはじめて10年。使用比率は7割を超え、輸送によるCO2排出量の削減につながっています。今回は、カンディハウスの売上No.1を誇る人気シリーズ「WING LUX」を、ニレとサクラ含む全対応樹種で展示(センは除く)。それぞれが持つ木目の表情や触れた時の風合い、色味の違いを間近でご覧いただきました。ひとつの樹種に偏ることなく、幅広い種類の木を扱うことで、より健やかな森づくりにつなげたいと願っています。 

貴重な天然資源を大切に使う取り組みとして、無垢材を縦に継いだ巾3600mmの大型テーブルや、端材を活用した新作ベンチも展示。材料を有効活用しながらデザイン性も高めるための工夫を、来場者の皆さまにお伝えすることができました。

 

テーマは「自然素材の心地よさ」。

今年のカンディハウスブースは、ウッドチップの床や梁から吊るした突板により、視覚や嗅覚から木材の心地よさを感じていただける空間に仕上げました。これらは装飾のためだけに使用せず、会期終了後は回収し再利用することを考慮しています。当社が掲げる「環境配慮のものづくり」を、製品だけでなく空間全体で表現したことを評価いただき、「ORGATEC TOKYO Awards 2024」にて特別賞を受賞することができました。

これからも皆さまからのご要望にお応えできるよう取り組んでまいりますので、今後ともカンディハウスをよろしくお願い申し上げます。

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