2025年7月8日より、インスタレーション「Catasta」は旭川駅南口へ移設され、展示を継続しております。駅構内という新たなロケーションで、木材の重なりや光と影のコントラストをぜひご体感ください。
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6月26日〜8月31日の期間、旭川特別デザイン大使に就任したイタリアの巨匠建築家ミケーレ・デ・ルッキ氏の展覧会が開催(総合企画:NOBU ARCHI DESIGN株式会社 代表取締役 成ヶ澤伸幸氏)。カンディハウスは、インスタレーション「Catasta」の製作を担当しました。
「Catasta」は、ミケーレ・デ・ルッキ氏とAMDL CIRCLEによって設計され、昭和木材株式会社が板材を提供し、カンディハウスが製作・設置した木造インスタレーションです。本年4月にイタリア、ミラノ・フォーリサローネで開催されたインスタレーションの発展形として、この度旭川展のためにデザイン・制作されました。
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Catastaとは、「木材の積み重ね」を意味しますが、ミケーレ氏は「Catastaという言葉自体が詩」と表現しています。単なる木材の“積み”ではなく、自然とのつながり、音や形、感触、匂いまで呼び起こす一連のイメージが含まれています。視覚的な構造物であると同時に、感覚や記憶を呼び覚ます詩的な空間となります。
インスタレーションは接着剤を使用しない移設可能な設計で、木材を縦横に積み重ね、間に「距離」と「空隙」を組み込みながら構成しています。高さ3mと迫力のある建造物でありながら、木の重なりが光と影を織りなし、まるで森の中で木々を積み上げたような印象があります。
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ミケーレ氏の理念である「心地よい自然との共存」を来場者と共有するインスタレーションとなりました。会場では、ミケーレ氏が近年手掛けた作品のパネル展もございますので、ぜひ足をお運びください。

ミケーレ・デ・ルッキ展 〜ミラノと旭川のデザインの架け橋〜
会期:前半 2025年6月26日(木)〜7月6日(日) 10時〜17時
後半 2025年7月8日(火)〜8月31日(日) 予定
会場:前半 旭川市民ギャラリー(北海道旭川市宮下通11丁目)
後半 旭川駅南口中央(北海道旭川市宮下通8丁目3)・監修 AMDL CIRCLE
・後援 駐日イタリア大使館、イタリア文化会館
・総合企画 成ヶ澤伸幸氏(NOBU ARCHI DESIGN株式会社 代表取締役、AMDL CIRCLE JAPAN PROJECT PARTNER、あさひかわ創造都市推進協議会 アドバイザー)
・御寄付企業 株式会社ユニオン、株式会社カンディハウス、株式会社ツナシマ商事、株式会社ニューエスト